カーリングについてAbout curling
用語集
あ
- アイスメーカー
-
カーリング専用シート(アイス)をつくり、大会中もアイスコンディションの管理を担う人。
- アイスリーディング
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「氷を読む」ことでどのくらい滑るのか、どのくらい曲がるのか等アイスの状態を見極めること。
- アウトターン
-
右投げ選手が、ストーンにかける反時計回りの回転のこと。(左投げ選手の場合は時計回りの回転)
- アングルショット
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ストーンを当てる時や置く時、真っ直ぐではなく角度が必要なショットの総称。
- イエス
-
「ブラシで掃いて」という意味の掛け声。「ヤー」とも言う。
- インターン
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右投げ選手が、ストーンにかける時計回りの回転のこと。(左投げ選手の場合は反時計回りの回転)
- ウエイト
-
ストーンが滑る速さ。
- ウォー
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「ブラシで掃くのをやめて」という意味の掛け声。
- エキストラエンド
-
10エンド(または8エンド)終了した時点で同点の場合、勝敗を決めるための延長エンドのこと。
- エンド
-
両チーム8個ずつストーンを投球し、得点が決まった一区切りのこと。通常1試合は10エンド(または8エンド)で行う。
か
さ
- サード
-
3番目に投げる選手のポジション名で、全8投のうち5・6投目を担当。
- シート
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長さ45.72m、幅4.75mの競技を行うために整備された氷。「アイス」ともいう。
- ジャム
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当てられたストーンが後方にあるストーンに触れたり、それにより弾き出せずに残ってしまったりすること。
- シューズ
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左右で靴裏の材質が違い、右投げ用は左足裏が滑り、右足裏はグリップが効くように出来ている。左投げ用の場合は逆になる。
- シューター
-
投げたストーン。
- シンキングタイム
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試合中に戦略等を考えるための各チームの持ち時間。
- スウィーパー
-
スウィーピングをする人。
- スウィーピング
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滑っているストーンの前をブラシで掃くこと。ストーンの速度や方向を調整する。
- スキップ
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自分の投球時以外はハウスに立ち、作戦を考え指示を出す選手のポジション名。
- スチール
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先攻チームが得点すること。
- ストーン
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直径約30cm、重さ約20kgの円形の石で、主に花崗岩で出来ている。ストーンそれぞれには、速さや曲がり幅等の僅かな違いがある。
- ストーンチェック
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試合で使用するストーンの速さや曲がり幅等、各ストーンの癖をチェックして選手が投げる順番を決めるためのストーン情報を得ること。
- セカンド
-
2番目に投げる選手のポジション名で、全8投のうち3・4投目を担当。
- ソフトウエイト
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遅めのテイクアウトウエイトのことで、ガードに隠れているストーンを出したり動かしたり、投げたストーンをハウス内に残したい時等に使うウエイト。(ホッグライン間を12秒〜13秒で通過する速さ)
た
- タップバック
-
目標のストーンに当てて、そのストーンを後方に押し下げるショット。
- ダブルテイクアウト
-
1投で2つの相手ストーンを弾き出すショット。
- ダブルロール
-
投げたストーンと当てたストーンのどちらもハウスに入れるショット。ダブルロールインとも言う。
- チップ
-
ストーンに僅かに当たること。
- ティーライン
-
ハウスの中心を通る横ライン。
- テイクアウトウエイト
-
当てたストーンを弾き出すウエイト。(ホッグライン間を9秒〜10秒で通過する速さ)
- デリバリー
-
ストーンを投げる動作、右投げと左投げではフォームが逆で、蹴り出すハックの位置も逆になる。
- トップウエイト
-
非常に速いウエイト。(ホッグライン間を6秒〜8秒で通過する速さ)
- トリプルテイクアウト
-
1投で3つの相手ストーンを弾き出すショット。
- ドロー
-
ハウスにストーンを止めるショット。
- ドローショットチャレンジ(DSC)
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ラストストーンドロー(LSD)のうち、最も悪い数値を除いた平均距離。順位決めに用いる。
な
- ノーティックルール
-
ファイブロックルール内で、フリーガードゾーンにあり、且つセンターラインに触れている相手ストーンをセンターライン上から動かしてはいけないというルール。
- No.1ストーン
-
ハウスの中心に一番近いストーン。順にNo.2、No.3と言う。
- ノーズ
-
目標のストーンのほぼ中心に当てること。
- ナロー
-
指示より内側に投球すること。
は
- ハーフタイム
-
10エンドゲームで5エンドが終わった後の5分の休憩時間。8エンドゲームの場合は、4エンドが終わったあとになる。
- ハウス
-
得点するための的のことで、シートの両側にある同心円。一番外側の円の直径は約3.6m。
- ハック
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投球する時の蹴り台。シートの両側に2つずつあり、右投げは左側を、左投げは右側を使う。
- バックガード
-
テイクアウトされた際に、ストーンが弾き出されるのを後ろで壁のようになって防ぐストーンのこと。
- バックライン
-
ハウスの一番後ろに引かれた横ライン、このラインから外側に出たストーンはプレーから取り除かれる。
- ハリー
-
「もっと強く掃いて」という意味の掛け声。
- ハンマー
-
各エンドの後攻チームの8投目のこと。後攻という意味も含まれ、ラストロック(ラストストーン)とも言われる。
- ヒットアンドステイ
-
目標のストーンをテイクアウト(ヒット)した際に、投げたストーンをその場に止めるショット。ヒットステイとも言う。
- ヒットアンドロール
-
目標のストーンをテイクアウト(ヒット)した際に、投げたストーンを他の位置へ移動させるショット。ヒットロールとも言う。
- ピール
-
目標のストーンをテイクアウト(ヒット)した際に、投げたストーンもアウトにするテイク系のショット。
- フィフス
-
5人目の選手。リザーブとも言う。
- フォース
-
4番目(最後)に投げる選手のポジション名で、全8投のうち7・8投目を担当。
- ブラシ
-
氷をこするための道具。氷に触れる面は、主にナイロン素材で出来ている。
- ブランク
-
後攻チームが得点を取らずに0−0でエンドを終えること。ブランクエンドとは両チーム得点がないエンドのことを言う。
- フリーズ
-
目標のストーンに対して隙間がない位置に止めるドロー系のショット。
- ヘビー
-
ストーンの速度を表し、狙いよりも強い(速い)ウエイト。アイスコンディションを表す際は、「滑りにくいアイス」という意味でもある。
- ペブル
-
氷面にある氷の細かい粒。
- ホッグライン
-
投球側のハックから見て約10m先にある横ライン。デリバリーされたストーンは、ホッグラインに触れる前に投球されなくてはならず、且つ、反対側のホッグラインを超えなければ取り除かれる。
ま
- メジャー
-
得点確認の際、目視で判断できない時に用いる計測器具。約0.25mmの差まで計測できる。
ら
- ライン
-
投球されたストーンの軌道。スウィーパーへの掛け声としては、「ストーンの軌道が予定より内側」という意味で掃いてほしいことを伝えている。
- ランバック
-
当てたいストーンが隠れている時、隠しているストーンを利用して弾き出すショット。
- リード
-
1番目に投げる選手のポジション名で、全8投のうち1・2投目を担当。
- リザーブ
-
5人目の選手。フィフスとも言う。
- リリース
-
ストーンを投げる瞬間のこと。
- レイズ
-
相手や味方のストーンを押す(押し込む)ショット。
- レイズテイクアウト
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当てたいストーンが隠れている時、他のストーンに当てて、そのストーンを利用して弾き出すショット。
- ロール
-
ストーンに当たることにより、投げたストーンがその場に留まらずに動くこと。
わ
- ワイド
-
指示より外側に投球すること。